海外駐在が決まった時、一番不安なのは引っ越しですよね、、、
海外への引っ越しをする際、荷物の輸送方法はいくつかあります。
ですので、今回は私たちの場合どのように引っ越しをしたかをシェアしていきます!
海外引っ越しは国際郵便
引っ越しを行う際、ヤマトなどが行なっている「海外引っ越し便」を使うのも1つの手です。
金額は高めですが、全て運んでくれるので、手間がかからずとても楽ちんなのだそうです。
ですが、うちは家具・家電は全て処分したので、衣類とおもちゃくらいしか送るものがありません。
なので、郵便局の国際郵便で全て送りました!
国際郵便でも、航空便と船便が選べるのですが、価格が安いので船便を選択しました。すぐに必要なものは、スーツケース2つにミチミチに詰めて飛行機に乗りました。
国際郵便で送れないもの
実は、国際郵便では送れないものもいくつかあります。
全世界共通の禁止物
全世界共通で送れないものは以下の9種類です。
その他、貴金属など高価なものも送れません。
アメリカへの禁止物
アメリカで禁止されているものは結構たくさんあります。
例えば、肉や肉エキスの入ったものも検疫の関係で送れません。
カレールウやクックドゥが送れなくて泣きそうでした、、、
禁止ではないが送らない方がよいもの
電池も、条件によっては送れるようですが、おすすめはしません。
また、郵便局窓口で「電池は入っていませんね?」と必ず聞かれるのでおもちゃなどからは抜いておくべきです。
あとは、医薬品や化粧品です。(化粧品もアルコールが入っているものは禁止です。)
送れることには送れるのですが、すべての成分表示を英訳して貼り付けて、それでも税関を通れないこともある、と聞いたので必要なものはスーツケースで持参しました。
国際郵便の送り方
まずは郵便局のホームページから、マイページ登録をします。
これは早めにしておくと焦らずに済みますよ!
サイズ
そして気になるのが、荷物のサイズですよね。
以前引っ越しの際に余ったアート引越センターのダンボールがまだ家に置いてあったので、それで送りました。
アート引越センターのダンボールにはSサイズとMサイズがあるのですが、実はMサイズはサイズオーバーだったんです😱
アメリカは上の表のBに該当していて、全辺の合計が2m以内でなければなりません。
よく調べずにMサイズの方に詰めてしまい、しかも郵便局で受け取ってもらえたので、最初の3個はMサイズで送ってしまいました、、、
後日行った郵便局で、「Mサイズはサイズオーバーなので、もしかしたら海外に送れず送り返されるかも、、、」と教えてもらったので、それ以降はSサイズに詰め直しました。
荷物を詰める
詰めたもの全てをメモする
荷物を詰める時のポイントは、必ず詰めたもの全てをメモしておくこと!
後ほど、国際郵便のマイページで伝票登録をするときに全て書き出さなくてはならないので、詰める時点でメモしておきましょう。
あとで翻訳すればいいので、メモ段階では日本語で大丈夫です。
ハンカチ1枚、歯ブラシ1本でも必ずメモします。
詰めたものの値段をメモする
また、大体で構わないので値段もメモしておきましょう。
絵本1,000円×3、500円×1、のように伝票登録時に必要になります。
電池が入っていないことを確認する
あとは、ぬいぐるみやドールハウス、おもちゃ類は電池が入っていないことを確認しておきましょう。
ちなみにこれは、うちが使った実際の伝票です。
Stuffed animal(No battery)と書かれていますよね、これは私が伝票発行時にNo batteryと書いていなかったので、郵便局の窓口で書かせてもらいました。
(実はBooksが1000冊になっていたのをこの記事を書くときに気が付きました、、、おそらく、1冊当たりの値段が6円になっているはずです、、、)
緩衝材やビニールでしっかり包む
そして荷物はしっかり緩衝材をしてから圧縮袋やビニール袋に入れてからダンボールに詰めるのがおすすめです!
というのも、到着時にダンボールが破けている箇所もあったので、小さいものだと紛失の可能性、そして水濡れもあるかもしれません。
その他、とーーーーってもカビ臭くなったので、多少でも外からの臭いなどから守っておいた方か安全です。


梱包
ダンボールに荷物を詰め終わったら、しっかりと梱包します。
ダンボールを普通に閉じた後、上下共に十字にガムテープを貼り、その上からヒモをまた十字にかけてキツく結んで梱包しました。
ですが、やっぱり海外、ボロッボロで届きました😭
これ、新品の綺麗なダンボールだったんですよ?
亀裂が入っている箇所や、大きく破れてしまったところはテープで補強されていました。
(娘の黒いTシャツが飛び出たままテープ貼られてて、剥がすのに一苦労しました)
ダンボールが真っ黒になるのは致し方ないと思うのですが、全体的になんだかカビ臭くなっていました、、、
ダンボールが届いた日は、換気をしても部屋がカビ臭くて泣きそうでした。
伝票登録
伝票登録はスマホが便利なので、スマホサイトのスクショと共にご紹介します!
①国際郵便マイページにサインイン
②発送先の住所を英語で入力
日本の住所を書きます。
うちは、日本の家がないので、実家の住所にしました!
③送り先の住所を入力
こちらにはアメリカの住所を書きます。
④発送種別、発送方法の選択
次は発送種別【国際小包】、発送方法を【船便】を選択します。
急ぎであれば、EMSを使うのもありですが、金額は船便の3倍ほどになります。(1回間違えてEMSを選択してしまい、窓口で船便に変えてもらいました。)
万が一発送できなかった場合の指示は転送にしました。比較的夫の職場が自宅から近いので職場の住所を書きました。
ちなみに8箱中7箱が職場に届きました、、、
自宅にずっといたのにな、、、
⑤内容品の入力
ここで1つずつ内容品の詳細を入力していきます。
荷物を詰める際にメモをしていると思いますので、そのまま全て入力します。気が遠くなる作業ですが頑張りましょう!
⑥発送情報と保険の有無
発送予定日、そして保険をかけるかどうか選択します。
保険を掛けるほどの荷物はなかったので、無しにしています。
また、総重量は郵便局の窓口でも確認してもらえますので、未入力でも大丈夫です。
これで内容確認をして確定します。
国際郵便マイページに登録したメールアドレスにメールが届いていたら完了です!
1箱ずつ全て同じ作業をすることになるので、本当に嫌になりますが頑張るしかありません、、、
郵便局で発送
伝票ができたら、郵便局へ持っていきましょう!
国際郵便マイページに登録したメールアドレスに二次元コードが届いているはずですので、郵便局のゆうプリタッチを使用して伝票を印刷し、窓口へ荷物と共に出します。
この時に、梱包した内容物の数によってはゆうプリタッチが使えないこともあるので、その時は、窓口でメールに記載の印刷用番号を伝えて伝票を印刷してもらいましょう。
そして窓口で重さを測ってもらい、料金を支払ったら完了です!!
運送期間
船便を選択していたので、日本で郵便局に出してから、2ヶ月〜2.5ヶ月かかりました!
3ヶ月くらいかかると言われていたので納得🙆♀️
ですが、なぜか3週間違いで出した荷物が、3日違いでこちらに届きました笑
国際郵便の料金
しっかり詰めると15kgくらいにはなるので、1箱大体1万円〜2万円弱でした。
全部で8箱送ったので、引っ越し代としては10万円ちょっとですね。
図鑑など、子供の絵本がとても重くて、料金が嵩みました。
日本国内の隣県への引っ越しでも20万円ほどしたので、安い気がしてしまいますね!
まとめ
今回は、私が海外引越の際に使用した国際郵便の送り方についてご紹介しました。
もちろんこのやり方は、日本国内から海外へおもちゃやお菓子などを送るときにも同じ手順で行えます。
一度慣れてしまえば難しくはないので、ぜひ参考にしてみてください。